インターネットが普及して以降、オンラインでビジネスを展開する個人・法人は数を増やし、コロナ渦によってリモートワーク、オンライン〇〇といったオンラインで仕事を行ったり、娯楽を楽しむことが当たり前のようになってきました。
ただ、オンラインでのサービスやオンラインで商品を購入している人はたくさんいるものの、多種多様のオンラインビジネスについて理解している人はあまり多くありません。
オンラインビジネスには、メリット・デメリットがそれぞれ存在します。
オンラインでサービスを教授するだけでなく、これからますます拡大していくであろうオンライン市場におけるオンラインビジネスがどんなメリット・デメリットを持っているのかを理解することで、
オンラインビジネスのメリット
オンラインビジネスには、以下の3つのメリットがあります。
- 初期費用や固定費があまりかからない
- 世界中に住んでいる人を相手にビジネスを行える
- 無駄な時間やストレスが減る
一つずつ解説していきます。
初期費用や固定費があまりかからない
オンラインビジネスにおけるメリットとして最も大きなことが、コストが抑えられる点です。オンラインで行うビジネスには、初期費用や月々の固定費があまりかかりません。
オンラインビジネスは、基本的にパソコンとインターネット環境さえあれば収益化が可能なので、固定費や初期費用を節約できます。
また、オンラインで完結するビジネスモデルでなくても、毎月の固定費は安く済む場合があります。例えば、オンライン上のウェブで商品を販売するビジネスモデルを扱う場合、商品の販売自体はインターネット上で完結するので、実店舗の運営のコストはかからず、在庫の管理だけで済みます。
WEB上でサイトを作りサービスを展開する場合であれば、固定費はドメイン代やサーバー代などだけで、集客を自分で行えれば高い広告費用も削減することができます。
世界中に住んでいる人を相手にビジネスを行える
実店舗などのサービスだと、物理的にお客さんは近隣の住民や、そうでなくても直接足を運んでもらう必要があります。
一方でオンラインビジネスの場合は、インターネット環境さえあれば、世界中に住んでいる人を相手にビジネスを行えます。顧客が日本にいようが、世界中どこにいようがサービスや商品を提供でき、見込み客が圧倒的に増えます。
これはYouTubeを例にすると分かりやすく、例えば日本でYouTuberとして動画投稿をしている人は、視聴者の住んでいる場所を問いません。
田舎にいようが、都会にいようが、海外にいようが自分のコンテンツを届けられ、その上でサービスや商品を販売することも可能です。
もちろん日本中・世界中のお客様相手にビジネスが成り立つということは、自分自身がどこにいても成り立ちます。逆に日本の外から日本に向けてビジネスを行うこともできます。
無駄な時間やストレスが減る
オフラインでビジネスを行う場合、社内外で多くの人と直接会話を通してコミュニケーションを取る必要があります。多くの場合、仕事の関係で人とコミュニケーションを取ることで、小さなストレスは蓄積されていきます。また、直接人と話すこと自体が物理的な拘束になり、無駄な時間が発生してしまいます。
オンラインビジネスの場合、ほとんどの会話をオンラインで完結させることが可能です。ひとりで完結するようなオンラインビジネスモデルであれば、かかるのはオンライン上のメッセージのやり取りくらいで、ほとんど会話をすることなく完結します。
もちろん、オンラインだけでビジネスを完結させるに越したことはありませんが、電話やメール等お客様や取引先と何らかの形でコミュニケーションを取る必要はあります。
それでも対面で会話をすることが限りなく減ることは、ストレスがたまる可能性を減らし、無駄な会話やコミュにきえーションが減るという点では大きなメリットと言えるでしょう。
オンラインビジネスのデメリット
リスクやコストがかからずにできるオンラインビジネスですが、以下のようなデメリットも存在します。
- そもそも難易度が高い
- スキルが必要
- とにかく競合が多い
- 孤独を感じやすい
一つずつ解説していきます。
そもそも難易度が高い
コストやリスクがかからないオンラインビジネスは、誰でもできるようなものではありません。
オンラインで完結させるビジネスモデルは、オンライン上で集客し、商品やサービスを販売する必要があります。
オンラインになったからといって、集客や商品・サービスの販売が簡単になるわけではありません。
ブログなどのウェブメディアでも、稼げるまでに半年〜一年かかると言われているので、いかに準備をしてビジネスに取り組めるのかが重要になってきます。
スキルが必要
オンラインビジネスを成功させるには、オフラインでは扱わないような特別なスキルが必要になります。
どれだけオンラインの仕組みやサービスが優れていても、それを扱えなければ有効活用することはできません。
また、オンラインで求められるスキルは、業種やサービスごとにも変わってくるので、自身が何を目標にしてどのようなスキルを身につけていくかは慎重に考えていかなければなりません。
サービスと必要なスキルの例
ブログ運営 | ・ライティング ・SEO ・マーケティング |
アプリ制作 | ・プログラミング |
スキルが身についてから、ようやく土俵に立てるので、スキルだけ身についていれば良いというわけでもありません。
とにかく競合が多い
オンラインビジネスは、そのメリットの多さから、あらゆる企業や個人事業主が競合となります。
そのため、ただ単にスキルやノウハウがあるだけでは、競合との差別化ができません。まずは一定のスキルを身につけ、その上でいかに競合と違いを見せれるかが重要になります。
時には誰も考えたことのないユニークな方法を試してみたり、競合が既にいる分野でも、すでにあるものを掛け合わせて新しいものを生み出したりと工夫していく必要があります。
孤独を感じやすい
オンラインビジネスにおける時間やストレスが減るというメリットは、要するに人との接点が減るということです。
いくらオンラインで人と関わっていたとしても、直接人と関わる機会が減れば孤独感を感じてしまう人は多いです。
また、お客様の顔が直接見えなかったり、自分の仕事にやりがいを感じられないという人も数多くいます。特にオンラインでのビジネスを始めたてであったり、軌道に乗るまでは孤独な時間が訪れます。
そこを乗り越えられるからこそ、オンラインビジネスを成功できるのかもしれません。
まとめ:オンラインビジネスのメリットとデメリット
以上、オンラインビジネスのメリットとデメリットを紹介しました。
▼三つのメリット
- 初期費用や固定費があまりかからない
- 世界中に住んでいる人を相手にビジネスを行える
- 無駄な時間やストレスが減る
▼四つのデメリット
- そもそも難易度が高い
- スキルが必要
- とにかく競合が多い
- 孤独を感じやすい
まずは少しずつ知識やスキルを身につけながら、できることから実践していきましょう。
当メディアでは個人・企業のオンラインビジネスの体験談を紹介しています。ぜひあなたのビジネスの参考にしてみてください。
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