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レンタルヤギがオンラインで拡散され大人気に。その活用方法や依頼主とは?

こんにちは、オンビジ編集部です。

今回は面白い取り組みがオンライン上のSNSで大きく集客へとつながった事例を紹介します。

今回登場するのは佐賀県のヤギたちです。

様々な企業へとレンタルされていくヤギの実態と使用用途、どのような企業や団体がレンタルヤギを利用しているのかなどを解説していきます。

レンタルヤギがSNSでブームに

武雄市若木町にある農園、「ファーム孫六」が2021年から始めたのが、ヤギのレンタルです。

利用料は1日100円。サガテレビが取材した動画が、YouTubeに上がっています。

レンタルヤギの用途やレンタルするメリットは?

レンタルヤギの使用用途は、雑草の除去です。

というのも、ヤギは草ならほとんど食べるようで、夏場はエサに困らないのが特徴の生き物のため、雑草を食べてくれるんですね。

ヤギに雑草を食べてもらうことで、以下のメリットがあります。

▼ヤギに雑草を食べてもらうメリット
・雑草を刈る手間がかからない
・刈った後の草が残らない
・除草剤などを使わず環境にやさしい

・急斜面などの草も除去してくれる
・人(ヤギ)件費が安い

動画で紹介されている「ファーム孫六」さんでのヤギのレンタルの依頼は、佐賀や福岡などからこれまでに約30件ほどだそうです。

以来の要望には「庭や斜面の草刈りをしてほしい」という依頼が多いようです。

草刈りは機械を使うと重労働で、刈った後の草も処分するのに手間がかかってしまいます。その分ヤギは草を食べてくれるので、刈った後の草が残らないだけでなく、除草剤なども使わないので環境に非常にやさしいです。

ヤギのレンタル料金は、1頭あたり1日100円。1年間なら3万円です。1頭では寂しがって鳴くことが多いため、2頭以上でレンタルしています。

ヤギをレンタルするのはどんな人?

ヤギをレンタルするのは、雑掌を除去したい個人や企業です。

個人的にヤギを借りている男性は、所有する梅林の草刈りに助かっているといいます。

急な坂で草刈り機を使うのが大変な上、年間3〜4回草を刈らないといけない梅林。これだけの重労働がなうなるだけで、非常に楽になったと言います。

元々は3頭をレンタルしていましたが、この場所で子ヤギが生まれ現在は6頭が働いています。

ヤギのレンタルは大手企業も活用しています。

企業のレンタル例だと、JR九州が武雄温泉駅の高架下にヤギを放しています。

JR九州の職員さんは「ヤギさんは黙々と草を食べてくれるところが一番。もう一つが、ヤギの糞のにおいや鳴き声がそれほど気にならない。こういう街中でもヤギを飼って除草できる点に魅力を感じている」と語ります。

ヤギが雑草を食べてくれることで、周辺の景観や環境を守っています。ヤギの世話に必要なのは定期的な水の交換だけで、手間がほとんどかかりません。

また、人懐っこい性格のヤギは地域住民の癒しにもなっています。 

ヤギのレンタルは予想以上の人気で、貸し出すヤギが足りずにいまは順番待ちの状態で、ファーム孫六さんはサガテレビの取材に対して「役に立てたらいい。どんな形でも。需要がある限りは(ヤギを)増やしていく」と語っています。

YouTubeで拡散され一気に話題に

このようなヤギのレンタルは、YouTubeを通してさらに拡散されることとなりました。

様々なYouTuberや企業が動画でヤギのレンタルを紹介しています。中には150万回再生の動画もあるなど、エンタメ性も非常に高いことがわかります。

 

YouTubeなどの動画コンテンツは、こう言った面白い施策が拡散されやすく、直接依頼や集客につながるので、様々な企業が取り組むべき施策です。

今回のヤギのレンタル以外にも、面白いアイデアをSNSで発信することで、思わぬ集客や認知の拡大に広がることも決して珍しく無くなっています。

自分から積極的に発信をすることが、チャンスを広げることにつながっているのが今のSNSが主流の時代の当たり前になっています。

新しいアイデアや挑戦は、思わぬ形で認知拡大や集客につながるかもしれません。

ぜひSNSを積極的に利用し、新たな需要を発見し集客を拡大する施策をしてみてください。

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