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メタバースを利用した商品販促オンラインイベント事例【バーチャルマーケット】

こんにちは、オンビジ編集部です。

今回はメタバースで商品やサービスの販促を行うオンラインイベントの事例を紹介していきます。

日々インターネットで商品を購入する私たちが、きたる未来では仮想世界で商品を購入する…そんな新しい時代のオンラインイベントをチェックしていきましょう。

オンラインでの商品の販売

インターネットが普及した今の世の中で、ウェブ上で商品を購入することはごく自然な行為になっています。

日本国内、国外の商品や近所のスーパーのお買い物ですらインターネットでできてしまいます。

また、昨今流行している購入代行宅配サービスのウーバーイーツなどにより、私たちはより身近なものもオンラインで購入するようになりました。

購入するだけでなく、メルカリやPayPayフリマなど、オンライン上で売買をするフリマアプリなどが広まって、私たちは日常でインターネットを用いた商品の売買を行っています。

そして、インターネットでの消費の形態はメタバースによって新たな時代に突入しようとしています。

メタバースで販促を行うイベント

昨今IT業界で話題になっているバズワードの「メタバース」と言うものがあります。

メタバースとは、3DCGで作成された仮想空間のことを指します。様々な解釈があり、定義にばらつきがある言葉ですが、ここではメタバースを以下のように定義します。

メタバース=リアルタイムでのコミュニケーションが可能な、VRゴーグルを用いて入ることのできる3DCGで作成された仮想空間。

リアルタイムというのは、参加者同士が同じ時間を共有し、交流できることを指します。

VRゴーグルを用いて入ることのできる、というのは仮想世界自体がVRで入れるか、ということです。VRで体験できる世界であることを、メタバースの定義としています。

そんなメタバースで様々な企業がブースを出展し、サービスや商品の販促を行う「VIRTUAL MARKET バーチャルマーケット」と言うイベントが存在します。


(バーチャルマーケット公式サイト https://summer2022.vket.com/ より引用)

バーチャルマーケットとは、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dデータ商品やリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベントです。

世界中から100万人以上が来場し、ギネス世界記録™も取得しているメタバースを代表するオンラインイベントです。

バーチャルマーケット内では、様々な企業や個人が多種多様のブースを開き、イベントを盛り上げます。

参加企業も非常に多いのがバーチャルマーケットの特徴です。

https://twitter.com/Virtual_Market_/status/1554289302934536192?s=20&t=-35rTR7eZOjH3NZdUwTsGA

メタバースでどんな体験する?

メタバースで開催されるイベント「バーチャルマーケット」に参加するユーザーはどんな体験するのか?という問いの答えは、目に映るもの全てが新しい体験である、とういうことです。

PC・VRで参加する当イベントは、イベント会場に行くだけで最先端の体験が可能です。

というのも、複数のワールドで構成されるバーチャルマーケットは、世界自体が最先端のクリエイターが作成したワールドであり、体験です。

特にVRで参加する人にとっては、最先端のクリエイターが作った世界、そしてて展示されている様々な作品や商品を実際にワールドの中に入って体験することができます。

現在様々な企業が力を入れているメタバースの領域の、現状で最新の体験や展示を見ることができます。

現実で届く食品などもメタバース内で購入することができます。

実際に商品の3Dモデルを手にとったり、カタログを見ることもでき、メタバース内で新しい販促の形が完成しています。

メタバースで使うものをメタバースで売る

バーチャルマーケットは、基本的にVRで参加します。

VRで参加するユーザーは、ネタバース内で、メタバースで利用するアイテムなどを購入できます。

バーチャルマーケットでは、企業以外にも個人で展示を行うことができます。

個人の出展では、3Dモデルやアバター、衣装などを作成しているクリエイターがメタバース内で利用できる商品を展示し、配布をしたり販売をしています。

現実の商品だけでなく、メタバースで使うものを、メタバースで売るという新しい経済圏も構築されています。

今後VRがさらに普及し、メタバースにより多くの人たちが入ることになれば、需要も拡大し、より経済圏が拡大していくと考えられます。

メタバースを用いたオンラインでの商品販促の課題

メタバースを用いたオンラインでの商品の販売には、まだまだ課題があります。

メタバース内で商品を扱う場合、お客様が商品を手にとり実際に購入したいと考えたとき、メタバース内からECサイトへ移動し、その移動先のサイトで商品を購入する必要があります。

サイト移動の部分がもっとシームレスにできるようになれば、メタバース内で商品がもっと売れていくでしょう。

また、VRがまだまだ一般的には普及していない点も、今後の課題と言えます。

とはいえ、多くの人たちがメタバースでのイベントに来場するのは事実なので、これからもこういったイベントは数を増やしていくと考えます。

企業や個人は、こう言ったイベントに参加、出展をしていくことが商品やサービスを宣伝する大きなチャンスにつながっていきます。

今後、メタバースで商品はどう売れる?

課題が多いメタバースでの商品販売ですが、今後メタバースで商品が売れていく流れは大きく分けて2つあると考えます。

一つはメタバース内での広告効果による販促、もう一つが実際にメタバース内での商品の直接購入です。

メタバースでは、世界そのものが体験になります。

世界を作るということは、世界観や大小様々なオブジェクトなど世界を構築する全てがコンテンツになります。

作られた世界の中では、かべに貼ってあるポスター、大小様々なコンテンツなどが全て広告になり得ます。

YouTube広告やサイト広告のような、コンテンツを遮って強制的に試聴させる広告携帯から、さりげなく世界に紛れ込ませるような自然な形での広告がメタバース内では増えていくと考えます。

メタバース内での広告を見て、現実で商品を買うという流れは自然に行われていくでしょう。

また、商品の購入のプロセスも簡単になっていけば、メタバースで体験し購入する。という流れは非常にスムーズに行われていくでしょう。

個人がYouTubeチャンネルを運営するように、個人でメタバースのワールドを運営し広告費を稼ぐ人も増えていくかもしれません。

まだまだ発展途上のメタバースですが、今からメタバースの世界を体験をしたり、メタバースによってビジネスがどう変化していくか、などの知識をつけておくことは将来的に非常に役に立つことになるので、まずは一度体験してみてください。

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