こんにちは、オンビジ編集部です。
急速に拡大したオンラインの影響を受け、様々な企業がオンラインでのビジネスの施策をしてきました。
飲食店などのオフラインでビジネスを行う企業なども、オンラインを活用して実店舗への集客を拡大するべく様々な工夫をしています。
オンラインを活用して実店舗への集客をした事例はたくさんあります。
SNSが非常に相性が良く、多くのビジネスで利用されています。
大きな企業や、自社開発した商品を販売している会社がメリットがあると思われがちですが
工夫次第では、一切コストをかけずに集客を拡大させることのできるチャンスが眠っています。
今回はそんなオンラインでSNSを用いて集客を拡大した事例を紹介していきます。
ツイッター(Twitter)を利用した事例
日常的にお店の発信ができるSNSツールに、Twitterがあります。
ツイッターを用いることで、企業の認知拡大や集客の拡大への効果が期待できます。
特にツイッターでは、”バズ”が発生した場合、大きな広告効果が期待できます。
バズった、という言葉をよく聞くように、ツイッター上で発信が大きく拡散された場合、日本全国に拡散され、大きな認知獲得に繋がります。
実際にツイッターで意図的に”バズり”を起こす施策もあり、有名なものだとプレゼントキャンペーンなどがあります。
大手コンビニエンスストアチェーンのローソンはTwitterを用いた集客を成功させています。
ローソンはTwitter上で、O2O(オンラインツーオフライン)と呼ばれるオンラインでのマーケティング施策を通して、オフラインの実店舗などへの集客を促す手法でのキャンペーンの活用を中心にTwitterマーケティングを成功させています。
ローソンは、Twitter上でその場で当たるキャンペーンを実施し、商品引き換えクーポンなどをプレゼントしますが、ローソン限定で利用できるクーポンのため多くのユーザーを実店舗であるコンビニエンスストアへ来店させることができます。
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ローソン限定の商品をプレゼント対象にすることで、ユーザーが購入したり引き換えた商品をSNSで発信するネタにもなり、拡散してくれることも期待できます。
また、ツイッターではTwitterを運用している企業の人(中の人)が前面に出てきてツイートしている事例もあります。
公式アカウントを用いて、積極的なコミュニケーションやあえて一般人と同じようなツイートを行うことで親近感が湧き、認知拡大や話題のネタになりやすい側面があります。
インスタグラム(Instagram)を利用した事例
お店の雰囲気や、取り扱っている商品を視覚的に発信できるSNSにインスタグラムがあります。
インスタグラムを用いるメリットは、もちろん魅力的な写真でお店の商品やサービスをアピールできる点でもありますが、お店の”最新情報”を発信できるところもメリットの一つです。
インスタグラムの機能の一つである「ストーリー機能」を用いることで、現在のお店の開店状況、在庫数などリアルタイムの情報を発信することができます。
また、インスタグラムのアカウントがあることで、来店して下さったお客様のインスタグラムのアカウントのストーリーに載せてもらえるチャンスが増えます。
ストーリー機能にはアカウントのタグ付けができるので、実際に来店した写真とともに店舗のアカウントのタグ付けをしてもらうことで、来店してくれたお客様の知り合いにお店が拡散されます。
また、拡散してもらったストーリーをお店のアカウントでさらに共有することで、お客様のレビュー、実際に盛り上がっている感じが伝わりやすくなるのもメリットです。
インスタグラムで集客を拡大させた事例にFLIPPER’S (フリッパーズ)さんがあります。
▼FLIPPER’S (フリッパーズ)(https://www.instagram.com/flippers.jp)
Instagramのフォロワーは2022/07/31時点で5.6万人います。
美味しそうなメニューはきれいに並べられ、ストーリー機能も使いこなしており参考になります。
実店舗で商品を販売している企業やお店は、最新のメニューや人気メニューを投稿し、ストーリーで告知するなど上手にストーリー機能を使うのが良いでしょう。
ユーチューブ(YouTube)を利用した事例
YouTubeは、広告収入で利益を獲得する収益モデルが一般的ですが、収益かをせずとも、集客という面においても非常に活躍します。
YouTubeを利用した集客の拡大には、店舗を構えてサービスを提供しているお店が非常に相性がいいです。
YouTubeを利用した事例に、福岡県にある『【福岡 整体】MKカイロ』整体院があります。
2022/07/31時点でチャンネル登録者数は2.77万人です。
MKカイロさんはチャンネル名に【福岡 整体】と入っているように、福岡の整体院です。
実際にYouTubeで「福岡 整体」と検索すると、MKカイロさんの動画が出てきます。
検索結果のほとんどがMKカイロさんの施術動画で埋め尽くされ、検索順位の上から11個の動画をMKカイロさんが埋め尽くしています。
また、名前に「カイロ」とはいっているので「福岡 カイロ」でも同じような検索がヒットします。
運営するチャンネルの規模が登録者が100人、平均動画視聴回数が500回くらいだったとしても、地域のことをYouTubeで検索する人は結構増えているので、どんな体験ができるのか、どんな内装なのか、どんな雰囲気なのか、ということが伝わるような動画を作成すれば、周辺地域の方に認知してもらえるきっかけになります。
MKカイロさんの動画内では「動画ですでに体験しているので、二回目を行く感じで気軽に行ける」というコメントもありました。
他にも、「いつか必ず行く」、「福岡に行ったら予約します」などのコメントが寄せられています。
県外からも名指しで行きたいと評価されているところに、YouTubeでの発疹による大きな可能性が伺えます。
自作した動画でSEOを意識したタイトルづけなどを行なっていき、地域に特化したYouTubeのチャンネル運営なども集客を獲得するチャンスになってきます。
このとき、店舗名を押し出すのではなく、地域と店舗の業態(事例だと福岡のカイロ)で検索上位を獲得し、動画を視聴した地域のかたが概要欄などから店舗を予約したり、実際に訪れる、というような使い方が良いかと思われます。
広告収入を目的としていないので、数字にこだわる必要もなく、店舗経営であればチャンネル登録者がそのまま見込み客のリストになり、非常に運用しやすい施策ですので、ぜひ試してみてください。
以上、今回はオンラインでSNSを活用して集客を拡大した事例を紹介しました。
Twitter、インスタグラム、YouTubeは無料で始められますので、ぜひ店舗の集客にご活用ください。オフラインの事業だけでなく、オンラインの事業でもSNSを用いたプロモーションは有効ですので、ぜひ挑戦してみてください。
それではまた。
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