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オンライン事例

成功したオンラインイベントの事例7選

コロナ渦で様々なモノやサービスがオンライン化

コロナ渦で、多くのモノやサービスがオンライン化しました。

オンライン化したモノやサービスの数は数えられないほど多く、「オンライン開催」「オンラインで実施」「オンライン〇〇」といった言葉はもうすでに聞き慣れてしまっていると思います。

多くのものがオンライン化する中で、様々なイベントもオンライン化していきました。

今回はそんなオンライン化したイベントの成功事例を紹介していきます。

オンラインイベント事例 (1)バーチャル株主総会

液晶ペンタブレットの製造会社「ワコム」は、オンラインとオフラインを掛け合わせた株主総会を開催しました。

バーチャル株主総会では、株主総会専用の配信プラットフォームを導入し、映像に乱れがない安定的な配信を実現しました。

特別なアプリも不要で、多くの株主が参加してもスムーズな進行が可能でした。

オンラインの開催であれば日本中の株主も気軽に参加できるため、今後はバーチャル株主総会をはじめバーチャル開催のイベントが増えていくと考えられます。

オンラインイベント事例 (2)オンライン忘年会

株式会社ニットでは、約400名が日本全国・世界33カ国からオンラインで日々業務を遂行しています。

そんな株式会社ニットは通年多くのオンラインイベントが開催されており、中でもオンライン忘年会は特に参加者が多く。普段テキスト上でしかやりとりがないスタッフとも会話が出来るので、親睦が深まります。

オンラインイベントの内容は、乾杯の挨拶からクイズやしりとり、借り物競走、ビンゴ大会など。

飲み物やおつまみなどは各自で好きなものを準備します。なかなか忘年会などの大人数で行うイベントがリアルでできなくなっている今だからこそ、オンラインで開催する意義があるといえます。

オンラインイベント事例 (3)バーチャル世界一周旅行

株式会社ニットでは、オンライン忘年会の他にも「バーチャル世界一周旅行」というオンラインイベントも開催されました。

世界33カ国に約400名のスタッフが在籍する株式会社ニットでは、「バーチャル世界一周旅行」と題して、第一弾では世界6カ国を繋いで実施、第二弾では12カ国・15拠点をYouTubeにて配信し、現地の様子をお届けしました。

昨今のコロナ渦で海外旅行ができない方々に向けて、現地の情報をリアルタイムで配信し、第一弾では1,119名の方が参加し、85%の方が「満足」と回答しました。

第二弾の満足度はなんと90%という、オンラインイベントの中でも大成功の事例です。

バーチャルツアーやオンライン世界旅行などは需要を拡大し、様々な旅行代理店やツアー会社も様々な企画を発案、新しい層の需要の発掘につながっています。

オンラインイベント事例 (4)オンラインバスツアー

香川県に本社を構える琴平バスはZoomを使い、バスガイドによるバスの旅をライブ中継する取り組みを始めました。

リアルタイムの解説によって、オンラインでありながら、実際にツアーに参加しているかのような臨場感を味わえます。

このオンラインバスツアーでは、開始から2ヵ月で200人以上の顧客を獲得するという非常に高い集客効果が表れています。

オンラインイベント事例 (5)全社員大会

ソフトバンクグループのSB C&Sは3日間にわたる大規模なオンライン全社員大会を開催しました。

自主参加を認めたことで、通常業務を止めずにイベントを開催し、全社員の参加を実現しています。

社長は「社員全員と繋がるイベントになった」と満足の様子で、規模が大きな会社でも工夫すれば全社規模のオンラインイベントを開催できる可能性を示した一例です。

数千人規模のイベントを会場を用意することなく行えるのが、オンラインイベントのメリットといえます。

オンラインイベント事例 (6)オンライン社内表彰式

活躍した社員を称える表彰式をオンラインで開催している企業もあります。

フルリモートでの社内表彰式だけでなく、出社している社員は実際にリアルタイムで開催されている配信会場に出向き、直接表彰を受けるというオンラインとオフラインのハイブリッド表彰式の開催も可能です。

受賞者が会場に向かうまでの道のりを中継カメラで追うことで臨場感を演出するユニークな取り組みを行っている企業もあります。

他にも会場までレッドカーペットを敷き華やかな空間を演出したり、社内スペースからも参加できるようライブビューイング会場を設けたり、盛り上げるための演出を重視する企業は少なくありません。

オンラインだからこそ演出を派手に見せることができたりと、飽きさせない工夫もされています。

オンラインイベント事例 (7)オンライン映画上映会

東京国際フォーラムは文化記録映画を講師の解説付きで上映する「月曜シネサロン&トーク」をオンラインで開催しました。

座席数を例年の半分とし、アーカイブ動画をオンラインで配信するハイブリッド型のイベントです。

オンラインでの映画の視聴やライブの視聴などは、今後も導入され続けると考えられます。

音楽ライブやスポーツ観戦ではメタバースやVRでの参加が企画されていたりと、様々な形で場所にとらわれないイベントの開催が計画されています。

成功を収めたオンラインイベントの事例まとめ

以上、成功を収めた7つのオンラインイベントを紹介しました。

今後、オンラインでのこういったイベントはより数を増やし、リアルでの参加者とオンラインでの参加者が同じような体験をできるように進化していくと考えられます。

成功したオンラインイベントは、どれも参加者の満足度が高く、参加者が飽きない工夫がされていました。

オンラインイベントの成功には、リアルイベントにヒントが隠されているのかも知れません。

ぜひ今回紹介した事例を参考に、オンラインイベントを企画してみてください。

まずはオンラインイベントに参加して、ないが面白いか、何が足りないのかを実際に自分の目線で考えることが大切です。

それではまた。

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