昨今の感染症の流行によって、就職活動や入社式、研修などがオンライン化をするようになってきました。
今回は、実際に行われたユニークなオンライン入社式の事例を6つほど紹介していきます。
企業が入社式を行う理由は様々ありますが、内定者同士の横のつながりの強化であったり、会社理解、文化の浸透を目的とする場合が多いです。
同じ企業の内定者同士であっても、「内定式で顔を合わせたきり交流がない」という方のほうが多いのではないでしょうか。
入社式で内定者同士が顔を合わせ、積極的な交流をすることで同期としての横のつながりを深めることができます。入社式の時点で社員同士のコミュニケーションが円滑に取れるようになれば、入社後の新入社員研修や実務などをスムーズに行えます。
また、新入社員は面接や会社見学、説明会などによって会社に足び、会社の雰囲気やどんな業務を行うかなどを把握していますが、それでも完全に会社について理解しているわけではありません。
入社式で会社の事業内容や社風に触れることで、より深く会社を理解してもらえるようになります。
そういう意味では入社式は非常に重要な式典であり、逆に相応の効果が得られるのであればオンライン化しても問題はないということになります。
それでは、実際に行われたユニークなオンライン入社式の事例を紹介していきます。
オンライン入社式の事例(1)Zoomの背景を桜満開にする
オンライン入社式は、多くの場合Zoomなどのビデオツールで執り行われます。
オンライン入社式に参加する社員の背景がそれぞれバラバラだと、いつものビデオ会議と何ら変わらない状況になりますが、背景を統一することで、一気にイベント感が増します。
特に入社式ということで満開の桜をバーチャル背景として設定することを統一すれば、Zoomの全体が桜で埋め尽くされ、なんとも暖かい雰囲気になります。
バーチャル背景は画像さえあれば簡単に設定することができるため、手間やコストがかからない点も特徴です。
桜の背景はPixabayなどで無料でダウンロードできます。
オンライン入社式の事例(2)オンライン乾杯
ドリンクや軽食などを事前に配布したり、準備してもらって、オンライン入社式内で乾杯するオンライン乾杯もユニークな事例のひとつです。
企業側は「新入社員を温かく歓迎したい」「楽しい雰囲気の会社」といメッセージを伝えれますし、新入社員としても緊張がほぐれいい具合にでリラックスしできます。
オンライン入社式の締めくくりの親睦会などで、参加者全員で「オンライン乾杯」を行うことで新入社員が「自分もこの会社の仲間になった」という実感を覚えることができるでしょう。
また新入社員同士のコミュニケーションにも緊張感が解れることは有効です。
オンライン入社式の事例(3)スーツの着用禁止
オンライン入社式の開催中、自宅などでスーツを着てパソコンの前で待機するのは、参加者側からするとストレスを感じやすいものです。
昨今の世の中では様々な企業で服装の自由化が進んでいるため、服装の自由度で企業の評価をする新入社員も大勢います。
企業の社風や雰囲気によって異なりますが、「新入社員にはリラックスして入社式に参加してもらいたい」といった心遣いから「スーツ着用禁止」のアイデアを取り入れるのも一案です。
特に普段の業務でスーツを着る企業が、あえてオンライン入社式でスーツ着用禁止にするなども面白い取り組みだと言えます。
オンライン入社式の事例(4)ラジオ体操などの共同作業
オンライン入社式の閉式前に全員で「ラジオ体操」を行うというユニークなプログラムもあります。
ラジオ体操などで年齢や立場に関係なく、全員で同じ体験を共有することによって社員全員で親睦を深めることができます。
ラジオ体操以外にも、企業理念の唱和などを行うのも会社の一員になったんだと気が引き締まります。
ラジオ体操などを実施するのであれば先程のスーツ禁止のオンライン入社式と組み合わせても面白いかもしれません。
オンライン入社式の事例(5)社員一人ひとりにアバターの配布
新入社員の一人ひとりに自分の分身を模したキャラクターであるアバターを割り当てて参加してもらう「アバター入社式」も非常にユニークな事例です。
ただビデオツールなどでオンラインで式に参加するのではなく、スタンプやチャットなどを使って温かみのあるコミュニケーションが取れる仕組みを作ることも可能です。
以上『ユニークなオンライン入社式の事例5選』を紹介しました。
あなたの会社のオンライン入社式にぜひご活用ください。
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