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コロナ収束後も「オンラインによるイベント」を希望する人が8割以上という実態調査が発表

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査を実施しました。

引用元:コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査】(https://jp.vcube.com/news/release/20210524-1530.html)

本調査では、新型コロナウイルスの流行に伴い、各種ビジネスイベントの開催方法はオンラインへの移行が急速に進んだ中で、ビジネスイベントをオンライン化した企業の現状と展望を把握するべく行われました。

多くの企業にとって本格的なオンライン開催は初めての試みとなっていたケースも多く、イベントDX事業を展開しオンライン開催を多数サポートしているブイキューブでは、イベントのオンライン化に関する「現状と展望、課題感を明らかにする必要がある」と考え、調査を行いました。

調査実施総括

■ ビジネス系オンラインイベントへの参加頻度が増えた人は8割以上
■ イベントがオンライン化したことにより得られたメリットについて、参加者は移動時間や交通費削減、遠方のイベントや好きな時間に参加できる。運営者は運営コストや手間の削減、遠方からの参加者を見込めるといった様々な声が挙げられている
■ コロナ後もオンライン開催の継続を望む声が8割以上
■ 今後のオンラインイベントへ期待することとしては、飽きない仕掛けづくり、イベントへの没入感、参加者間の交流など、双方向性の高いコミュニケーションの実現が挙げられている

▼【調査結果へのコメント:株式会社ブイキューブ 代表取締役社長 CEO 間下 直晃】

コロナによって、当社のイベントDX事業は急速に成長しています。今後の市場の成長性を把握するためにも、今回のアンケートを実施し、「コロナ後もオンライン開催の継続を望んでいる」人が運営者・参加者ともに多数となっていることから、改めてお客様の継続的なニーズを実感するとともに、今後のさらなる市場成長性を感じております。
調査からは運営者側と参加者側のオンラインビジネスイベントに期待していること、言い換えれば今後の課題感も明らかとなりましたが、運営者側は「安定した配信環境や参加者との深いコミュニケーション」を求める傾向、参加者側は「飽きない仕掛けづくりや没入感、参加者間の交流」を求める傾向となっており、いずれもオンライン上でこれまでより踏み込んだコミュニケーションを希望していることが分かりました。
ブイキューブでは、ニューノーマルにおけるビジネスイベントが運営者にとっても参加者にとっても価値の高いイベントとなるよう、新たなソリューションの提供、既存製品開発とサポート体制の強化に努めてまいります。

【調査結果へのコメント:株式会社ブイキューブ 代表取締役社長 CEO 間下 直晃】

 

▼【調査結果詳細】

1. ビジネス系イベントのオンライン運営実態(聴取対象:オンラインイベント運営者)

(1).  新型コロナ流行後に「ビジネス系オンラインイベントの開催頻度が増えた」人は76.6%
イベント運営者に、ビジネス系オンラインイベントの開催頻度がどう変わったか聞きました。コロナ前に比べてビジネス系イベントをオンライン開催する頻度が、76.6%で増加傾向となりました。

(2).  オンライン運営のメリット、「感染リスクの心配なし」「遠方の参加者が見込める」「運営費の削減」
イベント運営者にビジネス系イベントがオンライン化して良かった点を聞くと、「感染リスクの心配がない」が67.1%、次いで「遠方の参加者が見込める」52.4%、「運営費が削減できる」49.6%と続き、感染対策以外もリアル開催に比べてのメリットを感じているようです。

(3).  ビジネス系イベントのオンライン化で困った点、「映像・音声遅延」「参加者がスムーズに接続できない」「参加者とコミュニケーションしづらい」
ビジネス系イベントをオンライン化する中で困った点を聞くと、「映像・音声が遅延」が50.2%、「参加者がスムーズに接続できない」が41.8%、「参加者とのコミュニケーションが取りづらい」が41.4%で、イベント運営における課題が残っています。

(4).  ビジネス系オンラインイベントに今後期待したい点、「参加者同士の交流」「参加者数の増加」「参加者の流し見、離脱を減らす」
イベント運営者に、ビジネス系オンラインイベントに今後期待する点を聞くと、「参加者同士の交流を増やしたい」と「参加者数を増やしたい」が46.8%、「参加者の流し見や離脱を減らしたい」が41.3%となりました。リアルでは難しかった遠方参加や運営コストダウンなどのメリットが出てきた一方、これまでのオンラインイベントの枠組みにおける新たな課題が見えてきています。

(5). 「コロナ収束後もオンラインでビジネス系イベントを実施したい」人は84.6%
イベント運営者に、コロナ収束後もビジネス系イベントをオンラインで実施したいかどうか聞きました。84.6%のイベント運営者はコロナ収束後においてもビジネス系イベントのオンライン実施意向を示しています。

これらの結果より、様々な企業がコロナ前に比べてビジネス系イベントをオンライン開催することに前のめりだが、まだまだ世の中的にオンラインイベントへの慣れや環境の設備が追いついておらず、快適でトラブルのないイベントの開催には至っていないと感じました。

2. ビジネス系イベントへのオンライン参加実態(聴取対象:オンラインイベント参加者)

(6). 新型コロナ流行後に「ビジネス系オンラインイベントへの参加頻度が増えた」人は82.5%
イベント参加者に、新型コロナの流行前と比べ、流行後にビジネス系オンラインイベントの参加頻度がどう変わったか聞きました。82.5%がコロナ前に比べてビジネス系イベントへのオンライン参加頻度が増加傾向となっています。

(7). オンライン参加のメリット、「移動時間削減」「交通費節約」「遠方イベントに参加」
イベント参加者にビジネス系イベントがオンライン化して良かった点を聞くと、「移動時間を削減できる」が76.6%、「交通費を節約できる」が65.9%、「遠方のイベントにも参加することができる」が63.9%となりました。

(8). ビジネス系オンラインイベントに今後期待したい点、「飽きない仕掛けづくり・双方向性の高いコンテンツ」「スマホ・タブレットからの参加」「参加者同士の交流」「一体感・没入感の体験」
イベント参加者に、ビジネス系オンラインイベントに今後期待する点を聞くと、「飽きない仕掛けづくり・双方向性の高いコンテンツを用意してほしい」が53.2%、「スマホ・タブレットからも参加できるようにしてほしい」が39.7%となりました。

(9). 「コロナ収束後もオンラインでビジネス系イベントに参加したい」人は84.9%
イベント参加者に、コロナ収束後もビジネス系イベントにオンラインで参加したいかどうか聞きました。84.9%のイベント参加者はコロナ収束後においても、ビジネス系イベントにオンラインでの参加意向を示しています。

オンラインイベントに参加している人は、様々なオンラインイベントに参加している傾向があり、オンラインでイベントに参加する人としない人の差がはっきりと分かれている印象です。

地方から主要都市開催のイベントに参加できるなど、場所にとらわれないメリットがある反面、商い企画づくりやイベント構成もこれから求められていくと感じました。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査     調査期間:2021年5月
調査対象:全国の会社員または経営者 / 2020年以降に一定以上の頻度でビジネスイベントを運営・参加した人 / 504名
※ビジネスイベント:顧客向けセミナー、展示会、採用面接、社内研修、勉強会など

【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

 

引用元:コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査】(https://jp.vcube.com/news/release/20210524-1530.html)

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